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サークル networkmaniacs.net(旧:浜風もっこす) 2017.02.17 デブサミ内 DevBooksに出展します。
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2015年7月8日水曜日

Googleのインチキグラフを叩くべきかどうか

先日、Googleの講演を見ていて、ちょっとした衝撃を受けました。
上記リンク先に指定してある、37:20頃に出てくる棒グラフ。出典は2010年のGoogleの論文なのですが…



左軸に注目。原点が0ではありません
よく言われるように、棒グラフなので厳密に原点0にすると、以下のようになります。(棒と左側の縦軸以外は手抜きな画像で、左軸の大きな目盛は100msec単位)



一番左がちょっと高いかなという程度で、あまり情報量のないグラフになりました。

これは、Googleの誰かがうっかり出した資料ではなく、こうして重要な資料として5年後にまで引用されるものであり、またSIGCOMMという有名どころで発表されているものでもあります。

良い表示方法ではないかもしれませんが、日本(のTwitter)でよくやるように、○○グラフはこういう表記をしなければだめだ!!という堅いルールではなく、読む側が気を付けましょうねという運用を考えても良いのかもしれません。実際、折れ線グラフで表示されたって、軸があれば絶対値が読めてしまうし、そちらに話題が発展してしまうこともあります。
 もし原点の編集をした上で軸の数値表記を削ってしまったら、正確に絶対値を読み取ることが不可能になるので、それこそ人間界から排除すべきインチキグラフですが。

グラフを読む姿勢の違いが、日本でインフォグラフィックを見かけることが少ない原因のひとつなのかな、と思うこともあります。表現側で形式に従ってきっちりしていないと読めない(読み違いやすい)のは、あまり自慢できることではないと思うのですが。

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